足が攣って足底をつかむ女性

寝ているときにふくらはぎがピキーンと縮こまる…
スポーツをしている最中に急に足がひきつった…
靴下をはこうとして足を近づけたらピキッと…
泳いでいたら急に足がひきつれて…

いきなり襲ってくる、あの足がひきつれる痛み。
多くの方が経験していると思いますが、これがしばしば起こるようになると不安になってしまいますよね。
「足がつる」とは、足の筋肉が収縮や痙攣して、痛みをともなっている状態です。
足ではふくらはぎの筋肉が収縮や痙攣することが多く、これを「こむら返り」といいます。こむら返りは、数秒から数分間かけて続く場合が多いです。

原因

① 血行不良
長時間同じ姿勢の作業が続くと、筋肉が硬直して血の巡りを妨げ、足がつりやすくなります。
また冬の寒さや、夏にエアコンをかけすぎる環境では、体が熱を逃がさないように筋肉を収縮させます。それが血行不良をまねき、足がつりやすくなります。冷たい水の中で長い時間泳いでいると足がつりやすくなるのも同じことです。
体内の血の巡りが悪くなると、イオンやエネルギーの筋肉への供給バランスが悪くなり、筋肉のひきつりを起こしやすくなります。足は重力の関係で血がたまりやすい部位でもあり、結果「足がつる」ということになります。

② 筋肉疲労
走っている時や、サッカーやテニスなど足に激しく負担のかかるスポーツをしているときにも足がつってしまうことが多いです。
足がつる原因としは、使いすぎによる筋肉疲労があります。海やプールで泳いでいる時などは、「冷たさ」や「寒さ」も加わるので、血行不良も関係してきます。
運動をして汗をかくと体内のミネラルが失われます。そうするとイオンバランスが崩れて、筋肉からの信号が伝わりづらくなります。加えて、筋肉が働くためのエネルギ-供給が間に合わなくなり、足のつりが起こると考えられています。

③ 水分やミネラルの不足
ふくらはぎの筋肉や腱が正しく動くためには、食事や水分からミネラルなどの栄養分を摂取する必要があります。
筋肉が自然に収縮・弛緩するためには、マグネシウムやカルシウム、カリウムなどのミネラルが必要です。脱水症状になって水分が失われたり、栄養が十分にとれていないとミネラルが不足がちになり、結果として足がつりやすくなります。
多く汗をかきやすい運動中や夏の暑い時期は、体内の水分やミネラルが不足になりがちなので気を付けましょう。

足がつったきの対処法

足がつっているときは、筋肉が縮んだまま伸びなくなっている状態なので、縮んでいる筋肉をゆっくりと伸ばします。
「ゆっくりと」です。
縮こまってしまった筋肉を無理やり伸ばすのは禁物です。急に伸ばすと、逆に痛めてしまう可能性があります。これは、他の部位においてもいえることなので気を付けましょう。
ふくらはぎの筋肉がつっている場合は、足を真っすぐ伸ばした状態で、つま先を頭の方向へゆっくり傾けます。手が届くならつま先を掴んで引きよせてみてください。それが難しそうならタオルなどを使って頭の方向に引きよせると、しっかりと筋肉を伸ばすことができます。
痛みが治まってきたら、つった部位の筋肉を温めたり、やさしくマッサージをすれば、より筋肉を弛緩させることができます。

当院の施術

下半身を中心に血行不良をひきおこしている筋肉のコリをじっくりゆるめていき、筋肉に血が巡りやすい状態にします。
筋肉がゆるんだら、下半身および関連する関節の動きを十分につけることで、より筋肉を柔軟にしていきます。
柔軟になった筋肉は血行がよくなっているので、体内への栄養や水分の供給が促進されます。筋肉が本来の働きができるよになれば、脚のつりは軽減されていきます。
施術である程度症状が改善したら、その状態をできるだけキープできるよう自宅や職場でできるストレッチや体操をお伝えしていくので、普段の生活の中でも役立ててください。

このような声をいただいています

E.Kさん 40代 調理師

「安心して夜眠れます」
立ち仕事のため、年中腰に痛みや違和感を感じます。それに加えて最近では夜寝ているときにふくらはぎがつるようになりました。最初はそんなに気にしなったのですが、最近足がつる頻度が増してきて、夜寝るのが少し怖くなるほどでした。
施術を受けたら、一回で夜ふくらはぎがつるのはおさまりました!治ったと思ってしばらくそのままでいたのですが、疲れてくるとまた足がつるようになりました。なので、何回か通っていたら、足がつることはほぼなくなりました。腰も楽になってきています。
またつるのがこわいので、定期的にメンテナンスを受けています。今はいい感じです!